峠越えラン(碓氷峠)

2020年11月22日

碓氷峠は国道18号線の群馬、長野県境の標高960メートル程の峠である。現在では、碓氷バイパスや上信越自動車道の方がメインルートなので車の交通量は少な目でランするには好都合。横川駅前の鉄道文化むら駐車場に車を置く。旧熊ノ平駅までは、「アプトの道」を進む。アプトの道は、峠の湯までは、信越本線の片側の線路がコンクリートで固められた遊歩道、それから旧熊ノ平駅までは、信越本線旧線(単線、アプト式蒸気機関車が走行)の跡地(レールは撤去されている)を進む。多くの隧道(トンネル)を抜け、巨大なレンガ造りの「めがね橋」等の橋梁(橋)を渡る。旧熊ノ平駅からは、国道18号線の車道に降りる。ここから碓氷峠まで7km、標高差280m、カーブ102箇所(カーブ番号82~184)をひたすら登る。車は通るが交通量は多くなく、道幅も広いのでそれほど危険は感じない。碓氷峠には、峠表示の看板はなく、群馬、長野の道路標識と大きな石碑があるだけ、長野県側はなだらかでのどかで明るい、とんがり屋根の軽井沢駅らしきものも指呼の間。山深い群馬県側とは対照的な地形となっていることに驚く。旧碓氷峠への標識があったので、行こうかと思ったが、かなりかかりそうなので止めて、軽井沢駅に向かう。あっという間に到着。軽井沢駅からは横川駅行きのバスを利用(こちらは碓氷バイパスを通る)して車まで戻る。標高(横川:387m、旧熊ノ平駅:679m、碓氷峠:960m、軽井沢:939m)、Total Climb:794m、総走行距離:16.1km。