白泰山(奥秩父)

2023年12月27日(天候:うす曇り、人数:4名)
白泰山登山口(8:40)→ 一里観音(9:25)→ 白泰山分岐(11:00)→白泰山(11:20)→ 白泰山避難小屋(11:50~13:05)→ 白泰山登山口 (14:50)

栃本広場から林道を白泰山登山口まで入る、ゲートがあり車はここまで。杉林の中を登りやがて尾根に出る。一里観音で小休止、下側に林道が見える。さらに進むと白泰山山頂への分岐が出て来て、道標に従って山頂を目指す。石がごろごろで歩きづらい。山頂はアセビなども生えていて展望はない。山頂からは、先ほどの分岐には下らず尾根伝いに踏み跡を辿ると、分岐からくる巻道と合する。避難小屋に到着し先の、のぞき岩から展望を楽しみ、小屋に戻って大休止。温度計があり、0度を少し下回っている。ストーブやマキ、鉈等も備え付けられている立派できれいな小屋だ。一泊位したいところだ。コンロを出して暖かいものを食べて飲んでくつろいだ。小屋に感謝して往路を戻る。白泰山は巻く。登山口からの標高差は千メートル程あるが、ピークの上り下りがほぼ無いので、比較的スムーズに行動できる。大滝温泉に入ってから帰宅。

帳付山(西上州)

2023年11月23日(天候:晴、人数:4名)
天丸橋(8:05)→ 社壇乗越(8:50)→ 馬道のコル(10:30)→ 帳付山(12:30)→ 馬道のコル(14:10)→ 社壇乗越 (16:10) → 天丸橋 (16:50)

天丸橋からはゲートがあり車両通行止め(立ち入り禁止)で車で入れず、社壇乗越まで舗装道路を歩く。社壇乗越からはしっかりした巻道を進む。一部紅葉が残っている箇所もある、大量の落ち葉が吹き溜まっていて、もも辺りまで埋まる箇所もある。右が急斜面で滑落したら止まらない箇所もあり慎重に進む。やがて、左方向へジグザブに登り、右方向へと道が続き馬道のコルに出る。県境の稜線を進み、途中、ちょっとして岩場ぎみの下降があるが固定ロープもあり、持参の20m細引きを出すこともなく通過。帳付山は展望はなく、ちょっとその先の岩場から半面の展望が効く。長居はせずに馬道のコルまで戻って大休止する。休日ではあるが、ソロの人3名程に会っただけ、静かな山行だった。しおじの湯に入ってから帰宅。

両神山 天武将尾根

2023年5月3日(天候:晴、人数:4名)
日向大谷(6:30)→ 楢尾沢峠へ続く稜線(7:00)→ 傾斜のある北面(7:45)→ 犬曳尾根下降点(8:55)→ 天理岳(9:15)→ 禿岩下部 (11:00) → 前東岳 (14:05) → 両神山頂 (14:30) → 両神神社 (15:15) → 清滝小屋 (16:50) → 弘法之井戸 (17:05) → 日向大谷 (19:15)

連休のためすでに相当数の車が無料駐車場に止まっていたが、誘導員の方に聞いたら上の有料にもまだ置けるとのことで、最上の有料(\1,000/日)に駐車して出発。楢尾沢峠へ続く稜線へ出てまずは天理岳を目指す。北面の立っている箇所もロープを出すことなく通過し、犬曳尾根下降点を通過。天理岳山頂基部には鎖場があり、他のメンバーはこれを利用。よく見たら左側に巻道らしきものがあり自分はこれを辿る。すると左へ天武将尾根ルートを分け、さらに進むと天理岳山頂へ出た。天理岳からは相当な登下降、バランスをくずしたりして滑りだしたら止まらない急傾斜も続く。禿岩は下り口がハング気味で、安全のためロープを出して確保して下る。前東岳直下にも急傾斜帯があるが、シャクナゲの木等が繁茂しており、精神的には落ち着いて登れる。やがて八丁尾根に出てほっとする。両神山頂を経由して、両神神社で大休止して下る。途中で暗くなり、ヘッドランプの灯を頼りに道を踏み外さないように慎重に下り、無事日向大谷に到着。充実した山行だった。

西上州 マムシ岳

2022年11月30日(天候:晴、人数:4名)
キリンテ登山口(8:00)→ 鉄塔(8:20)→ ノ五三の石標(10:20)→ マムシ岳(11:20)→ マムシのコル(13:55)→ ゲンナイ登山口 (15:15)

固定ロープが続く箇所とトラバース箇所は念のため持参の20mロープ出して安全を確保して登る(写真をとる余裕がなかったようだ)。2~3mほどの垂直の岩場は最後にスタンスがなく短く細い固定ロープ3本を握って突っ張って越える(それらが、地図上どこなのかも写真も記録もとってなかったので記憶があいまいで残念)。山と渓谷2021年9月号に掲載の「西上州 マムシ岳の事故現場を歩く」の事故現場の第一岩場は、事故の右ルートはとらず左側を越える。楽しく緊張する岩稜歩きが続き、落ち葉も多いが尾根筋を意識していれば迷うことはない。マムシのコルに着きほっとして大休憩。後は、通常ルートを下って林道に出る。帰りはしおじの湯(湯量も豊富で良い温泉)に入って緊張と疲れを癒す。

浅草岳

2022年10月12日(天候:曇り、人数:4名)
ネズモチ平駐車場(8:25)→ 桜ゾネ広場(9:05)→ 浅草岳(11:20)→ ネズモチ平登山口(15:00)→ ネズモチ平駐車場

平日ではあるが多くの登山者が登ていた。ガスがかかっており山頂からの眺望は、時々、田子倉湖がうっすらと見える程度で乏しかったが、上部の紅葉は素晴らしかった。ブナゾネの下りは急坂でぬかるんでおり慎重に下る。下山後、寿和温泉露天風呂で汗を流して帰る。

樽前山(北海道)

2022年8月27日(天候:雨)
七合目ヒュッテ(12:00)→ 外輪(12:40)→ 東山(12:50)→ 七合目ヒュッテ(14:00)

28日に北海道マラソン参加予定なので、前日に樽前山・風不死岳を登ることを計画。
羽田を早朝の飛行機で出発し、千歳でレンタカーを借り送付済の熊スプレーをヤマト運輸のセンターで回収し道央道を苫小牧西ICで降り、道道141号(樽前錦岡線)を経て樽前山七合目ヒュッテ駐車場まで入る。雨なので車は数台しか駐車していない。支度を整え出発する頃には、12時になってしまった。
最初は樹林帯の中の丸太階段状の所を登って行くと先行者が帰って来た。樹林帯が消えた所から、吹きさらしになり風が強くて引き返して来たとのこと。進むと程なく樹林帯は消え、風雨も強くなり視界も数十メートル位しかないが、道もしっかりついているし(熊以外の)危険を感じるほどではない。外輪に到着し右手の斜面を登り東山に到着。本来なら溶岩ドームや支笏湖が見えるはずなのに何も見えない。天気と時間を考え、風不死岳往復やお花畑コースからの下山は諦め、今登ってきた道を引き返すことにした。
登山口に戻って来た時には、残っている車は自分の車だけだった。天気の良いときに、時間に余裕を持って再度チャレンジしたい。

巻機山

2022年8月3日(天候:曇り時々雨、人数:4名)
桜坂駐車場(8:00)→ 五合目(9:20)→ ブナ林(9:40)→ 八合目(12:00)→ 九合目・ニセ巻機山(12:25)→ 避難小屋 → 巻機山(13:30)→ ブナ林(16:30)→ 桜坂駐車場(18:20)

五合目辺りから、真っすぐにすらっと伸びたブナ林の林立の美しさには感動する。六合目辺りで、左側奥に急峻な天狗岩が見えてくる。圧巻の眺めで、若かったらここを登攀して巻機山頂へ行きたくなるような岩だ。しばらく進むと小雨となり雨具を付けての登りとなる。八合目では、業者が数人で登山道の整備をしていた。ガスっていて見通しは効かない。ニセ巻機山から少し下ると避難小屋となり小休止、発電機等があり業者はここで寝泊りして整備工事をしているようだ。山頂目指して進む。ニッコウキスゲの時期は過ぎているが、残って咲いているものも散見され癒される。巻機山頂に到着したが、残念ながらガスっていて展望はなし。帰路、メンバーが膝をひねって痛めてしまい心配したが、時間をかけてゆっくりと下って駐車場に到着。

天狗岩・烏帽子岳(西上州)

2022年5月5日(天候:晴、人数:4名)
天狗岩登山口(7:20)→ 避難小屋(7:50)→ 天狗岩(8:40)→ シラケ山(9:30)→ 烏帽子岳(11:30)→ マル(12:00)→ 避難小屋(14:20)→ 天狗岩登山口(14:50)

天気にも恵まれ新緑の中を登り始める。二輪草群生地を通ったがよくわからなかった。上部の木々はまだ葉がついてなく見通しも良い。アカヤシオの時期は過ぎていたが、山頂付近には多少残っていた。烏帽子岳へは、行きは岩稜ルート、帰りは横道ルートを選択。天狗岩、烏帽子岳ともに展望は抜群。

立岩・荒船山(西上州)

2021年11月27日(天候:晴、人数:4名)
線ヶ滝駐車場(7:20)→ ルンゼ(8:20)→ 立岩(9:15)→ 荒船山・毛無岩分岐(10:45)→ 経塚山(11:30)→ 星尾峠(12:05)→ (大休止)→ 威怒牟畿不動(14:45)→ 線ヶ滝駐車場(15:50)

線ヶ滝駐車場にあったのは1台だけ。土曜日でも西上州は静かだ。ルンゼは崩れやすいので落石に注意して登る。ルンゼを詰めた所から左上する鎖場は幅が狭いがスタンスはしっかりしている。慎重に登る。鞍部にでたところで、東立岩には行かず西立岩へ進み、駐車場から2時間程で山頂に到着。山頂には荒船山から来たという二人グループがいた。西面を巻いたり、立っている10メートル程の鎖場、威怒牟畿不動への下降点を過ぎ、毛無岩への分岐に到着。右の踏み跡は以前に行った毛無岩へ行くが、今回は荒船山目指して左へ進む。経塚山山頂とその北側には、風に吹かれて落ちて来ると痛い程の樹氷がついていた。経塚山へは、艫岩方面から多くの若い登山者が登って来る。静かな立岩側とは全く違う世界。艫岩方面へは行かず星尾峠に下り、威怒牟畿不動を目指す。途中でコンロ等出して大休止する。威怒牟畿不動に立ち寄り下山する。立岩方面から登ったのは、我々以外は、先に駐車してあった1名のみのようだった。風花、樹氷、林立する岩峰、変化に富んだルート、威怒牟畿不動、人の少ない静かな山行、下山後の荒船の湯、西上州の良さをあらためて実感。

越後駒ケ岳

2021年10月16日(天候:晴時々曇り、人数:4名)

枝折峠(7:00)→ 明神峠(7:40)→ 小倉山(9:30)→ 百草ノ池(10:40)→ 駒の小屋(11:40)→ 越後駒ケ岳(12:15)→ 枝折峠(17:05)

枝折峠駐車場に車を置いて出発。すぐに降りてくる人に数人出会ったが、滝雲・雲海の見学、写真撮影の人だった。ビューポイントの看板が2か所程あり、雲海はあったが、滝雲は出ていなかった。やがて、枝折大明神の小祠が現れその先に明神峠の道標がある。所々木道があり歩きやすい。道行山山頂に寄り道、展望抜群、紅葉の先に銀山平と奥只見湖の湖面が見える。小倉山に到着、駒の湯方面は吊り橋が落ちているため通行禁止との看板あり。小倉山から先は紅葉の中を進む、ナナカマドの葉、実の濃い赤がひときは目を引く。メンバーの一人が太ももが攣ってしまい、百草ノ池に2名残し、他の2名で山頂を目指す。駒の小屋の下部は岩場となり慎重に登る。駒の小屋から直進し、中ノ岳への縦走路に出て、右へゆるやかに登りで山頂に到達。山頂からは360度の大展望が広がる。中ノ岳、八海山、荒沢岳は山頂付近に雲がかかっていたが、各山のスケールの大きさを実感。下山は、駒の小屋下の岩場は、こけたら命がないので、さらに慎重に下る。百草ノ池で残留メンバーと合流しコンロ等出し食事。太ももの攣りは、解消したようでほっとする。小倉山からは何度も登り下りがあり、意外と長く感じられる。暗くなる直前に枝折峠に到着。全員で登頂できなかったのは残念だったが、比較的天気にも恵まれ、紅葉の山を堪能し、全員無事に下山できたのは良かった。