北温泉(那須)

2020年2月6日~7日

秘湯に行こうと、いくつかリストアップした中で、近くて秘湯感がありそうな那須の北温泉に決めて行った。

想像を遥かに超える秘湯感満載だった。那須湯本に車を置き、そこからタクシーで北温泉入口の駐車場まで入る。そこに温泉があるのかと思ったら甘かった。冷たい北風と雪煙の中、何と、急な雪の坂道を400メートほど歩いて下らなければならず、革靴で行った友人は途中で3回も転んだ。雪が付いた手は凍り付くほど冷たい。やっとのことで、温泉旅館の建物が見えて来た時にはほっとした。

江戸時代、明治時代、昭和時代の建物が合体した造りになっており、江戸時代の建物の部屋には炬燵しかないとのことで、暖房設備のある昭和時代の建物の部屋(梅の間)に入る。部屋数はかなりある。一段落したところで、まずは天狗の湯へ。脱衣所は隙間風も入り、冷えている体には超寒いが、湯は最高。源泉がとくとくと流れ込み、体の芯まで温まる。パイプで冷水も流しているので、熱すぎる場合には調整できる。3方向の壁には巨大な天狗のお面が設置されて、迫力感満載で見下ろしている。翌日朝には露天風呂の河原の湯にも入る。入るまでは寒いが、入ってしまえば、天気も良く最高の気分。

食事は亀の間で畳に座って食べる。本日の泊りは我々を含め4組で、台湾から来たというグループもいた。こんな寒い時期にこんな所によく来るもんだと感心する。この間の造りは、大黒柱、巨大な梁等、重厚感たっぷり。3.11の地震でもびくともしなかったそうだ。北温泉は、「テルマエ・ロマエ」のロケ地でもあり、関連の写真が飾ってあった。帳場のレトロ感、飾られている神仏、置かれている古い道具類等も相まって、神秘的で秘湯中の秘湯と言える。