赤岩尾根(両神山系)

2021年4月28日(天候:曇り、人数:4名)

ニッチツ鉱山(6:48)→ 赤岩峠(8:09)→ 赤岩岳(8:59)→ 前衛峰(10:54)→ 1583峰基部(11:43)→ 1583峰山頂(13:20)→ キレット(14:30)→ チムニー(15:06)→ P2(15:14)→ 八丁峠(16:20~16:45)→ ニッチツ鉱山(18:20)

昨年の12月と同様に、赤岩橋手前の路肩に駐車して出発。12月の時より落ち葉が掃けており比較的楽に赤岩峠に到着。ここでヘルメットやハーネスを付ける。ルンゼを登りコルに出て北稜から急傾斜の北斜面を登り赤岩岳に出る。しばらく尾根歩きが続きやがて1583前衛峰基部に出る。左側に巻くルートがあったが、ザイルを出して直登ルートを選択。ザイル1本を使用しスタカットで4名が登るので時間がかかる。1583峰が見えて来た。その後、4,5メートルほどの垂壁は懸垂で降りる。1583峰は、残置ロープのある壁を直上し、右側の斜面を右上してその後、ピンクのリボンを目指し直上する。45メートルザイル1本と引き戻し用の20メートル細引きを繋げて、3ピッチで登る(後続のために最長でも30メートル位しか伸ばせない)。メンバーはロープワークにあまり慣れておらず、時間をかけて慎重に登る。以後は、小ピークの上り下りや巻き道を繰り返し、キレット、チムニー(登らず右斜面を巻いた)を過ぎP2に至る。時間もなくなってきたので、最後のP1は登らず右斜面を巻く。やがて八丁峠に至り一般道を下り林道に出てニッチツ鉱山の赤岩橋に戻る。前衛峰と1583峰が核心部、ただし巻道にしても傾斜が急で滑ったら助からない箇所が多く気は抜けない。その分充実した山行になる。なお、一般登山者は岩稜経験者の同行なくして入ってはいけないルート。

カテゴリー